天城高原から帰ってきました

帰ってまいりました。
前の記事の写真にあります通り、18時くらいまでは期待を持たせる空だったのですよ。 日が暮れても、天頂あたりには星がちらちら。
最初はわたしひとりだったのですが、しばらくすると同好の方々がいらっしゃいました。
35cmドブで眼視の方、おとなりには撮影でいらっしゃったというたじさん。
たじさんはお仲間をお連れで、しばらくするとずらっと赤道儀が並び、壮観です。 みなさん同じ赤道儀。同じ機種にして情報交換されているそうです。
なるほど。
たじさんのお隣は、よく聞けばkola29さんじゃないですか。
このブログに以前コメント下さっていました。ありがたや。
というわけで賑やかになってよかったのですが。。。空はというと。
濃霧に覆われてきました。。。
10時、11時。。。状況は変わらず。仕方ないので車中でじっと待ちます。
12時過ぎ。。各自の機材を巡ってお話しされていたみなさんも、とうとう見切りを付けて撤収を始められました。
ムリもありません、こんな濃霧で、好転しそうにないのですから。
私はもう少し粘っておりました。
もう一組のベテランらしい大型ドブの方が向こうのほうで談笑されています。
そのうち、合宿で伊豆に来たらしい大学生のような一団がやってきて、まわりが賑やかになりました。
ふざけたり、歌を歌ったりしています(笑
しかしですよ。学生さんたちが来てしばらくすると、晴れてくるじゃないですか。
まるであの子たちは晴れるのを知っていたかのようです。さっきまで大騒ぎだったのに、静かに星をみています。
とうとう快晴になりました。またたきは激しいですが、天の川も見えています。
慌てて今日のメニューを思い出して(笑 作業開始です。
今日はジンバルフォーク赤道儀GF50に追加したQHY5IILオートガイドの初テストと、IC8300の光学系として入れようとしているBorg 67FLのフォーカステストが目的でした。
IC8300のLinuxシステムはまだいろいろな環境の準備が出来ていないのでおあずけです。今回は無難にPCを接続しています。
オートガイドについて。GF50はポータブル赤道儀ですが、ガイドポートを備えていますのでオートガイド可能です。ただ、赤緯モータはありませんので赤経のみのガイドです。
キャリブレーションに時間がかかります。数分くらい。赤緯軸のガイドをしないことをPHDGuidingに教えてやらないと遅いのかも知れません。設定を触ればもう少し早くなるのかな、と思いながら、オートガイドが可能なことは確認しました。
で、何かちょっと撮ってやろうかと思ったら、曇り始めました。。。
ふっ。
3時過ぎまで粘って、もうだめだなと判断し、まわりのみなさんに別れを告げて撤収しました。
わずか1時間くらいの晴れ間でしたが、とりあえず8月は壊滅かと思った星空が拝めてよかったです。
ご一緒したみなさん、お疲れ様でした。
9月はしばらく試行錯誤が必要そうですので、月があってもどこか近場でやろうと思います。

2 thoughts on “天城高原から帰ってきました

  • 2014-08-31 at 9:36 PM
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    晴れたらしいですね~。ガマンが利きませんでした。
    私とkola29さんは帰ってしまったのですが、やまぎりさんとDragonDemandさんはの残って星空を拝めたそうです。
    でもお二人ともそれぞれのトラブルで撮影はできなかったそうですが。
    また、どこかでご一緒できるといいですね。

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  • 2014-08-31 at 11:30 PM
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    なるほど~。でもまあ、また機会があることでしょう。
    ブログ拝見しました。面白い取り組みをいろいろされているんですね!
    今後も拝見させて下さい。

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