クレッセント星雲からはくちょう座η星へ

8月8日、たじさんとしらびそ高原に行ってきた時に撮ったものです。 これでお盆休みの撮影ストックはおしまい。 撮れないとかオケラだとか言ってたわりには、結構撮ってたな

クレッセント星雲からはくちょう座η星へ 2016年8月9日 0:11ー0:42 【L画像】 Borg67FL+マルチフラットナー1.08xDG(7108) 合成f324mm F4.8
QHY16200A冷却CCDカメラ ー13℃
HEUIB-IIフィルタ
露光300秒x6枚、合計露出時間30分 【RGB画像】 Borg55FL+レデューサー7880 合成f200mm F3.6
EOS Kiss X4(IR改造) HEUIB-IIフィルタ
露光140秒x11枚、合計露出時間26分

総合計露出時間 56分

iOptron CEM60 PixInsight+PSCC
しらびそ高原
Astrobinのフルサイズ画像はこちらです。
南天のM16、M17を撮り終えてから、まだ多少希望があった時に
はくちょう座の近辺を狙って撮ってみましたが、30分も露光したところで雲の襲来に会い、それ以降はとうとう撮影に使える晴れ間はいただけませんでした。。

淡い星雲の領域なので、本当は一時間以上の露光が欲しかったのですが、致し方ありません。
この辺、サドル付近と違って星雲が淡いわりに、ほんとうに天の川の星が濃いので、あんまり撮られてないような気がしますが、きっと面白いに違いないと、撮ってみたいリストに入っていたものです。
この辺です。

クレッセント星雲とタイトルに付けましたが、クレセント星雲欠けちゃった

なんだか画面右下から中央にわたって、突き入れるような大きな暗黒帯が見えます。

最初これは雲の通過? とか思ったのですが、調べてみるとどうやらこれはこういうものらしい。。
はくちょう座η星は画面右下の明るい星ですが、その左側にみえる明るい散光星雲は、sh2ー101、チューリップ星雲と言われているようです。
この近辺に、有名なX線源であるはくちょう座X-1があるそうなんで、ステナビで座標を調べるとここでした。

視等級8.95等といいますから普通に写るんですね。。X線源っていうからもっと気難しいのかと思った

画面下方の暗黒星雲のにょろにょろとか、微妙な色合いが面白そうです。こんどはこっちの方をいただきに行きたいと思います

4 thoughts on “クレッセント星雲からはくちょう座η星へ

  • 2016-08-28 at 8:28 PM
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    あっ!まだ隠してた!w
    ないないって安心させといて、だしてくるんだもんなぁwww

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  • 2016-08-28 at 10:26 PM
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    おー、チャッカリとジミテンまで入っていましたか!(笑)
    こういう解説が入ると、写真もなんとなく厚みが増えるような感じがします。
    今度は是非とも電波観測で狙ってみて下さい(笑)

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  • 2016-08-29 at 1:54 PM
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    そうそう、油断もすきもございません
    って、別に隠してないです。。
    ま、たった30分でもハイブリッドなので、色が同時に取れる分、なんとかなる確率は高い気はします。

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  • 2016-08-29 at 2:01 PM
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    あっジミテンか。そういえばそうですね
    たぶんX-1は視等級で見える天体ではなくて、X-1にカツアゲにあってる天体の悲鳴が光ってるんですね。。ホントにX-1を見ようとすると超ジミテンですね。。
    電波観測ですね、わかりました。では今度は10mくらいのパラボラアンテナで遠征します。。
    まわりのひとは光出しても構いませんが、エンジンかけると怒りますよ

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