M45
前回のM31もそうですが、メジャー天体は作例がいっぱいあって簡単か? というとそういうことではなく、むしろ自分のなかにイメージがあるためか、非常に難しいのですね。
これまでなぜか撮ったことなかったので、分かっていませんでした。。
特に、今回のM45は9月の新潟遠征のときに撮った、青ハロ大発生のRGBデータです。青い星団ですから、もう大変なことになっており。。
仕方なく、RGBは11月のみずがき遠征時に増し撮りしてなんとかでっちあげて見ましたが、星の色などはまったく不満です。できればもう一回増し撮りして完成させてやりたい。。
M45
2016年9月4日 3:07-4:05、2016年11月4日 1:02-1:36
【L画像】 Borg 67FL+マルチフラットナー1.08xDG(7108) 合成f324mm F4.8 QHY16200A冷却CCDカメラ ー15℃ HEUIB-II 露光300秒x17枚、合計露出時間85分
【RGB画像】 Borg55FL+レデューサー7880 合成f200mm F3.6 EOS Kiss X4(IR改造) HEUIB-II Filter 露光140秒x31枚、合計露出時間72.3分
総合計露出時間157.3分
iOptron CEM60 PixInsight+PSCC
新潟県 越後ハーブ香園 山梨県 みずがき山自然公園
AstroBinはこちらです。
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55FLの青ハロですが、結構目立ちますね。。
以前からYKMさんが言われていたのですが、私は気になっていなかったのは、バーダーのskyglowフィルターのせいなのかもしれません。冷却カメラでのRGB撮影では、青ハロのせいか星がデカくいびつになってしまいました。
これからは、バーダーのフィルターを装着して撮影する事にします。
しかし、いつもの事ながら、解像度が高いっすね。私の鈍った画像からすると、目がチカチカします^_^;
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やまぎりさんいらっしゃいませ。コメントありがとうございます!
55FL、うちのはフィルターレス解像のKiss X4ですので、設計された光路長が合ってないのでは? と疑っています。HEUIB-IIと、あえて2mmのクリアフィルターを間に入れたら改善しましたが、それでもまだ解消できていません。。
3月に撮っていたQHY16200Aのワンショットカラーでは気にならなかったので、そのときの光路長は合っていたのかなと思っています。やまぎりさんのASI1600であれば、光路長は調整できますので、追い込んでみてもいいかもしれませんよ。
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すばるもこんな風に仕上がるのですね。
この界隈は青い世界と思っていたら、
意外と赤い星がちりばめられてハッとします。
宇宙の遠近感を感じますね~。
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ウラカンさん、いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!
実はすばるの星もちょっと赤っぽいのです。青にじみを除去した過程で、赤が釣られて肥大してしまっている模様です。。