満月の遠征って何回目?

週末はとてもよく晴れていましたね^^ でも満月なんです。。
これまで当ブログで何度も月明下の遠征の記事を書いてきた気がします。
満月なのに遠征(2015年8月) 月があるのに遠征(2015年10月) 月があるときばっかり遠征(2015年12月)
昨年、月がよい時期にいかに晴れてなかったかを物語るような記録ですが、またまた月明下の撮影のはなしです。
長野県の富士見高原スキー場へ行きました。
撮影対象は、ほんとはある対象を狙っていたのですが、月に近い被写体だったためカブりがひどくてボツ。 すごすごとまた、最近ここばっかり撮影している気がするはくちょう座付近に戻ります。
前回のモザイク作品で、左側にぽつんと浮いていた散光星雲、SH2-119。

これの拡大画像を撮ってみることにしました。
もちろん、月明があるのでHαによるナローバンドです。
ハラが決まればあとはもう、望遠鏡を向けてシャッターを開けるだけです。
2時間半の撮影が出来ました。

SH2-119(Hα)
2016年5月21日 0:11-3:40 WilliamOptics Star 71 71mm f350 F4.9 QHYCCD IC8300 冷却CCD -20℃ 露光 600秒x15枚、合計露光時間150分 Hα 12nm フィルター iOptron CEM60 PixInsight+PSCC
と、ここで終わるにはちょっと惜しいので、カラー化の話をしましょう。
昨年、8月22日に荒木根ダムに遠征してきて、Kiss X4で撮影してあまりのノイズにボツにしてしまった素材がありました。

あらためてみてみると、これはこれで処理すればなんとかなったかも、と今更ながら思いますが

それはそれとして、これをカラー情報として、今回撮って来たHα画像をブレンドし、Hα-RGB画像にしたいと思います。
Hαの使い方はいろいろあると思いますが、今回は、
– RGBのRチャネルを抜き出し、HαとRチャネルをブレンド。ブレンド比率は色々試してみた結果7:3とした – ブレンドしたHα-R画像をL画像およびRチャネル画像として、LRGB合成
しました。
結果がこれです。

SH2-119(Hα-RGB)
Hα画像: 2016年5月21日 0:11-3:40 WilliamOptics Star 71 71mm f350 F4.9 QHYCCD IC8300 冷却CCD -20℃ 露光 600秒x15枚、合計露光時間150分 Hα 12nmフィルター
RGB画像: 2015年8月22日 22:09-0:50 Borg 67FL+7108 フラットナー 合成f324mm F4.8 EOS Kiss X4 ISO1600 露光 上半分:120秒x21枚=42分、下半分: 120秒x14枚=28分 HEUIB-IIフィルター
共通データ: iOptron CEM60赤道儀 PixInsight+PSCC
AstroBinはこちら
ボツデータも捨てないでとっておくと、いいこともありますね

本命対象は次回必ず(^^

8 thoughts on “満月の遠征って何回目?

  • 2016-05-24 at 12:51 PM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS:
    YKMさんだと、簡単にHα画像とカラーを合成させてますけど、画角の違い、レンズの違い、かぶりや星の大きさ等々、本当は難しいのだと思います(~_~;)
    精細なモノクロ画像があると、写真が見違える程の変わり様ですね。
    私もツインでやってみようかと妄想しているのですが、レンズがないっす^_^;

    Reply
  • 2016-05-24 at 1:09 PM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS:
    やややっ!
    これですよ、やりたいの。
    言ってたでしょっ!w
    なのに冷たくあしらわれちゃってたのに。。やってんじゃん(^^)/
    (こどもの文章だな。。。反省。。。)
    いやあ、これで雛型ゲットしたのでやりがいが出てきました。がんばろっと!
    やまぎりさんもやろうね!

    Reply
  • 2016-05-24 at 2:32 PM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS:
    やまぎりさん、こんにちわ~。
    これ、300mmくらいの焦点距離なんで、モザイクでカラーとHαを合わせるのはそんなに難しくないです。55FLの方が難しい

    Reply
  • 2016-05-24 at 2:33 PM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS:
    たじさんこんにちわ~。
    いや、説明よりも実例の方が説得力あるかなとおもって…。たまたま素材あったのでラッキーでした!

    Reply
  • 2016-05-24 at 10:38 PM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS:
    先ずは、あの月光下でHαというナローバンドフィルターはこんな風に目的の対象を抽出して写し出してくれている事に驚き。
    また、ボツ画像を引っ張り出してきてブレンドしてこんな写真に作り上げてしまったYKMさんのテクに驚き!

    Reply
  • 2016-05-25 at 3:00 AM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS:
    隊長こんばんは!
    Hα、面白いですね。思いがけないコントラストの星雲を描写してくれます。
    ただ、かなり強いフィルターなので露光時間がかかります。今回も、F4.9という比較的暗い望遠鏡なせいもありますが、2時間半でもまだまだ露光不足です。
    あと、やはりHαを加工してLと称して使うのはウソっぽいので気が引けます。やはりキチンとした作品にするには、丁寧に取得したL画像に、これまた長い時間をかけて露光したHαをブレンドしていくのが正しいのかな、と思います。

    Reply
  • 2016-05-26 at 10:07 PM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS:
    月があってもよく写るものですねぇ・・・・・
    これなら街中でも撮れたりして?(笑)
    そうかぁ、撮影日が違ってもLRGB合成に使えるんですねぇ。
    理屈じゃ分かるけど、こんなのありなんや・・・・・(笑)
    それはそうと、今度画像処理を是非手ほどきして下さい。
    こちらでもそちらでも・・・・・(笑)

    Reply
  • 2016-05-26 at 10:34 PM
    Permalink

    SECRET: 0
    PASS:
    おおっウラカンさん、こんばんは、いらっしゃいませ!
    いやほんとに、まちなかでも大丈夫だと思いますよ? この日の月明かりときたらもう大変なものでしたから
    以前撮った素材をまた再処理してみると面白いです。いまの技術でやってみると、案外よく撮れてるなっていうのが結構出てきます。Pentaxで撮った素材など、なかなかのものです。機会があれば紹介したいと思います。
    画像処理。。さいきんはPixInsightに助けられっぱなしで、PhotoShopのスキルは退化しまくりです

    Reply

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です