67FL+7870の星像評価

前の記事で紹介した67FL+7870の星像についてです。

周辺画像のピクセル等倍を切り出します。

中心像はなかなかよいです。周辺での放射状の流れはやや顕著ですが、先の記事で書いたように、LRGB合成のRGB画像としては、使えるんじゃないかと思います。
ただ、周辺像が青色に転んでいるかもしれないですね。。 これが青ハロになるんでしょうかね。
今回は画像中心でピントを合わせましたが、中心と周辺の中間部分でピントを合わせるといいのでは、とkola29さんに教わりましたので、次回はそれで試してみることにしましょう。
青色の転びがどう変化するかが見ものです。
ところで、星像の定量的な評価ですが、FWHMを計算して、画像の位置によってプロットするようなツールは、例えばCCDInspectorなどがありますが高価です。
PixInsightの外部スクリプトに、FWHMEccentricityというのがありますので、それを使ってContour Plotを表示させてみると以下のようになりました。

みための印象通り、右下にスケアリングによる肥大がありそうですが、修正するかどうかは微妙ですね。。
そもそもBorgのスケアリング修正ってどうすればいいのか分からないですし

とりあえずこのままで様子を見ることにシマス。

6 thoughts on “67FL+7870の星像評価

  • 2015-12-04 at 10:06 AM
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    う~ん。私ならばOKレベルですけどね(^^;;
    Borgはこの難しさが、また完成までの意欲を掻き立てるんでしょうね。
    それにしても組み立てられた機材のカッコの良さときたら、もう。Borg欲しい熱が再燃しそうですよ!

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  • 2015-12-04 at 11:03 AM
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    周辺の星像は焦点距離調節で若干改善すると思います。
    ここの固定ねじか回転体の固定ねじでスケアリング傾いたりするのよね~。
    それにしても青ハロ少ないな~、個体差なのかな??
    420nm辺りから青領域カットするHEUIB2が効いてるのかな?

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  • 2015-12-04 at 4:22 PM
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    kola29さんも、ほら沼にいらっしゃいませ。お待ちしておりますよ

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  • 2015-12-04 at 4:27 PM
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    アイちゃん、ありがとうございます。
    焦点調節、ネジ緩めて調整し直すと傾きが変わるんだと、緩めたくないですねぇ
    勝手にスコンって動いちゃうことありません?
    マニュアルにはきつく締めるなとも書いてあるし、困ったもんですねぇ
    青ハロはフィルターの効果でしょうかね、本来ならノーフィルターで見てみるべきかもです。

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  • 2015-12-05 at 2:35 AM
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    アイちゃんはマイクロメーターで計りながら固定しました。
    上下左右で0.03mm以内で固定できたけど、1時間位かかっちゃいました。

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  • 2015-12-06 at 6:42 PM
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    なるほど。偏心はちょっと気をつけてみてみます!

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