55FL+レデューサー0.8×DGQ55の星像
前回の67FL+マルチレデューサー0.7x[7870]の星像に続いて、55FL+専用レデューサー0.8xDGQ55[7880]の星像についてです。
ただ、うちの使い方はAPS-Cでもフルサイズでもなく、IC8300というフォーサーズサイズのKAF8300ベースの冷却CCDですので、あまり参考にはならないかも知れません。
画面全体。2048×1532に縮小しています。
IC8300、300sec、HEUIB-IIフィルター装着です。
フォーサーズの割には、周辺減光が気になりますね。
このときはフードがつけられなくて、フラットジェネレーターを置くことが出来なくてフラットを撮影出来なかったので、次回撮って来た時に確認したいと思いますが、これだとフルサイズではどれくらいになるんだろうって思います。
続いて周辺像の等倍画像。
これもフォーサーズの割には、放射状の流れが目に付く感じです。
しかし、冷却CCDなので、バックフォーカスの寸法が設計値に合っていない可能性はあります。
カメラの取り付けは、IC8300のバックフォーカス寸法から計算で出した長さの接続アダプターを製作してもらって取り付けていますが、フィルターボックスで挿入されるフィルターの分まで考慮していないので、その分ずれてしまっているのかも知れません。
前回紹介したFWHMマップを計算させてみます。
やはり、中心像に比べると顕著に拡がっているようはあります。
なお、67FLの時と比べて値がよいのは、ピクセルサイズが違うからなので、いちがいには比較出来ません。
ここから最適化出来るか、バックフォーカス調整は微妙ではありますが、シムをかませたりしてトライしてみる価値はあるかも知れませんね。。
週末、花立自然公園に遠征して来たので、その時のデータでまた比較してみたいと思います。
SECRET: 0
PASS:
7880を手にするのは、当分先ですが、微妙なセッティングが必要なんですよね、デジカメでも(~_~;)
フルサイズで使いこなしている方々はどうなっているんですかね?次回は7885で中央から外してピント合わせ作戦を実行してみます^_^
SECRET: 0
PASS:
やまぎりさんこんばんは。
専用レデューサーなので手間いらずかと思ったら、意外に気を遣う感じがしますね。
周辺減光はもう少しなんとかならないか? とも思いますが、口径も小さいですから、しょうがないかもですね。。