IC8300

冷却CCDカメラを買いました。
予定ではもう少しデジカメで頑張るつもりだったんですが、ある日ふと覗いていたQHYCCDのホームページを見て衝撃が走り…。
Ubuntu Linux内蔵冷却CCDカメラ?
撮影に行くのにパソコン持って行くのはイヤなんです。いや、やったことないんでどうイヤなのかうまく説明出来ないんですが。冷却CCDの冷却用と並んで電気食らいの元凶のひとつでしょう。
このカメラにはLinuxマシンが内蔵されてて、カラーホイール用やオートガイダー用、フォーカサー用の端子も出ています。ということは、このカメラ単体で撮影の全てのコントロールが出来てしまう。
ソフトがあればね。
そう、まだソフト整備されてないんです…。というわけで、QHYCCDはまだこのカメラを一般売りしていなくて、Developer Versionとして直販のみ受け付けています。
Linuxの開発者に買ってもらって、オープンソースでソフトを開発してもらおう、というのが意図みたいです。
どんなソフトが作れそうなのか興味あるし、なにより星が出てない夜の遊び相手になってくれそう。
ソフト整備が出来るまでは、スレーブモードでパソコンをつなげれば、普通の冷却カメラとして使えます。
というわけで、予定では、四季の星座を一巡、デジカメで楽しんでから次のステップ、と考えていたのですが、つい注文してしまいました。
QHYCCDに注文を申し込み、待つこと1週間。工場で製造工程に手違いがあり手直ししてるからちょっと待って、みたいなドタバタを経て、今日香港から荷物が届きました。

香港からの荷物。DHL便で3日かかりました。

梱包状態。カラーフィルターホイールCFW2-Sが入っています。
このホイールは新製品みたいで、Developer Versionには添付されるんですが、しばらく開発中で、出来たら別途送るから待っててね、というモードだったようです。

その下にはCCDカメラの入っているキャリングケースが。

こんな箱です。
開けると…

こんな感じでカメラが収まっています。
傍らのカードには

QHYCCD社の製品を買ってくれてありがとう、正しい使用のために以下のwebページを見て下さいね、的なことが書いてあるんだと思う中国語で。
で、このページを見ても、まだ途中までしか説明書が書かれていない。中国語で。
いえ、ちゃんと英語のページもあります。でも、
3.6 Programming your own code on IC8300
のようなワクワクする章はまだ書かれてないです。

カメラを取り出すと工場検査票が出てきます。

検査項目が10個しかないけどまあいいか…。

8/1検査。配送に3日くらいかかったことを考えると、スーパードライ並みの工場直送です。
続きます。

2 thoughts on “IC8300

  • 2014-08-09 at 11:11 AM
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    はじめまして。kola29と申します。
    冷却カメラを購入されたのですね。しかも見たところ中国から直輸入でしょうか。その勇気に感心してしまいました!
    いつかは冷却カメラを使ってみたいと思いつつも、経験半年の私にとっては難しそうな操作とあの価格は当分は別世界のものです。
    このカメラで撮られたYKMさんの作品を楽しみにします。

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  • 2014-08-09 at 12:16 PM
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    kola29さん、ご訪問&コメントありがとうございます。
    はい、私も、もう1年はデジカメで楽しんで行こうと思ったのですが、こういうコンセプトのものを見つけるとどんなものなのか興味が沸いてしまって。直輸入はサポートのこともありますし、量産品ではないので品質も安定しないだろうし、と、不安要素はいっぱいありますが、飛び込んでみた次第です。
    でも実際に撮像出来るようになるには、いろいろハードルがあるんで、それまではまだデジカメで楽しみます。ブログあらためて訪問させていただきますね~。

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