IC1805 & IC1848 パノラマ

こんばんは。
連休の10月11日に、赤城山に遠征してきました。
ずいぶん前の話をいまさら、という感じですが、最近、撮ってきたものの画像処理に手がかかって、ブログの更新もおろそかになってしまうほどです。。
画像処理のツールをPixInsightにしたためなんですが、このツール、なかなかポテンシャルが高く、面白くてつい遊んでしまうというのもあります。
今回は、ここのところどうしても流れてしまうガイド問題の対策に、ガッチガチに固定した新ガイド鏡・タカハシGT-40で臨んだのですが、それでも約30%くらいのショットがガイド流れ。
ガイド流れの問題は、分析の結果、乾燥空気送付用のチューブが風に流されているためであろうという推測が出来ましたので、それはそれで対策するのですが、撮ってきた画像が惜しい。
というわけで、今回はPixInsightのDeconvolutionツールをいじり倒して、ガイド流れ画像を救済して使ってしまいました。
Deconvolutionは逆たたみ込み演算を行うツールですから、理屈で言えば光学系のポカやらガイドミスやら、正しく使えば何でも「なかったこと」にしてくれるはず、ですが、結論から言えばやはり完全に消えてしまえるわけではなく、ほどほどにするのがよさそうです。。
特に、輝星まわりに発生するリンギングを抑えるのが難しく、いろいろと試行錯誤が必要です。
修整例: GIFアニメーションにしてみました。

修整しきれてないですが、実際には星に芯が出来ていますので、正常ショットとスタックすることでほぼ丸い星になってくれます。
今回の流れ画像は、空気チューブが風に流されて起こるものですから、ショット毎に流れの方向や量が違います。
なので、各ショット毎に個別にカーネルを解析してDeconvolutionをかけるという、何ともヒマな処理を延々とやりました。。

IC1805とIC1848
2015年10月12日1:20ー3:56 【L画像】 Borg67FL+マルチフラットナー1.08xDG(7108) 合成f324mm F4.8 QHYCCD IC8300冷却CCD -20℃ HEUIB-IIフィルター 3枚モザイク 600sec x5(左)x5(中央)x7(右)枚コンポジット、総露出時間170min 【RGB画像】 WilliamOptics Star71 f350mm F4.9 EOS Kiss X4 赤外改造 ISO1600 HEUIB-II FFフィルター 280secx8(左)x9(中央)x11(右)枚コンポジット、露出時間130min 合計露出時間300min相当 PixInsight+PSCC 赤城山新坂平駐車場
【追記】 AstroBinの高解像画像がアップ出来るようになりましたので追加しました。
ここです。

この対象は去年も撮っています。一年を巡って星を撮り続けたというわけですが、去年は手に入れたばかりのWO71とCEM60で、非改造のPentax K-5IIsで赤い色を出そうと、いろいろと苦労しながら撮って来たことを思い出します。処理も試行錯誤で、この頃はこれで精一杯でした。
赤い星雲を出すのにムリしていますね。。星像も肥大しています。

星は何十年経っても変わらずそこにあります。変わるのは自分のスキルや、何を表現したいかという考え方ですね。。
これからも同じ星を撮り続けて、その時々の自分自身の興味関心やあり方みたいなのを再確認していくんだろうな、と、この対象を処理しながら思いました。

8 thoughts on “IC1805 & IC1848 パノラマ

  • 2015-10-19 at 8:06 AM
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    おっ、やっとアップですね(笑)
    最近は電化がすすんでケーブルだらけですので気になってました。なるべく垂らさないようにはしていますが悩ましいですね~

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  • 2015-10-19 at 12:22 PM
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    たじさんこんにちは。
    こういうのは、モーメントのかからないように、軸中心で配索するべきですが、チューブについてはまだ応急的にひっかけてただけだったので、それが原因なようです。。

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  • 2015-10-19 at 7:30 PM
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    YKMさんもアップしましたか!?
    私が最遅になってしまいました(^^;)
    PixInsightというのですか。面白そうな画像処理ソフトですね!
    ちなみに、Deconvolution処理はもっとアグレッシブに掛けるとどんな不具合が出そうなのですか!?

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  • 2015-10-19 at 10:03 PM
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    kola29さんいらっしゃいませ。
    PixInsightは、巷ではデータを突っ込んだらお手軽に仕上がるみたいな紹介のされ方をしている場合もありますが、目をそらすための目眩ましなんじゃないかと思ったりします
    空間周波数に処理の主体を置いた、とても奥の深いツールです。
    好みもあるでしょうが、要は使いどころだと思います。
    前回と今回はあえて、ほぼ100%のワークフローをPixInsightでやりました。そのために時間がかかっていますが、確立してしまえば早くなるでしょう。
    Deconvolutionの副作用はRingingといって、輝星の周辺などにリング状の虚像が出現してしまいます。これを避けるために様々な防止策をPixInsightは持っています。が、やはり基本的には試行錯誤ですし、控えめに使う方が幸せになれそうです。

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  • 2015-10-20 at 7:51 AM
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    おはようございます!
    まーちゃるです。
    胎児とハートのコンビ、見事ですね~!
    どちらもまだ撮ったことが無いのでウズウズします(笑)
    僕はケーブル類はアリミゾにワイヤーサドルを設けて鏡筒に負荷がかからないようにしてます。
    でも、最近またケーブルが増えてきてワイヤーサドルがパンパンになってきました。キビシー!

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  • 2015-10-20 at 8:21 AM
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    お、まーちゃるさんいらっしゃいませ!
    こないだご一緒したときの画像ですわ~。
    この星雲もわりと長い間たのしめますので、まーちゃるさんも秋の間にぜひ~。
    ケーブルどんどん増えますねえ。これで電動フォーカサーとか入れた日にゃもう大変ですわね

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  • 2015-10-20 at 9:52 PM
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    ああ、これでペンタックス党員がまた一人消えるのか・・・・・
    そして小生も徐々にそうなりつつありますが(笑)
    このパノラマは超大作ですねぇ。
    でも、K-5の方も中々いいセン行っていますよ!
    っていうか、ここまで写るんだったら小生も真似してみようかな。
    まだまだk-5はイケてます!(笑)
    ガイド流れが空気管の揺れだったら良いですね。
    対策も比較的簡単でしょう。

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  • 2015-10-24 at 10:16 AM
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    あ、ウラカンさんこんにちは。いらっしゃったのチェック出来てませんでした。。
    ペンタックス、フルサイズは来年になったようですね。。じらし広告が始まりました。
    でも、はやく情報いただかないと、他社フルサイズに行ってしまいそうです。。待ってられないかも。。

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