Linuxでの撮影ソフトウェア

IC8300が搭載しているコンピュータがLinuxであることから、Linuxまわりの撮影環境について調べました。
現在ほとんどのケースで、冷却CCDカメラをUSB接続でWindows PCにつないで、デバイスドライバはUSB接続用のドライバを使っておられることでしょう。
ASCOM標準規格というのがあり、これは天文関係のいろいろな機器を単一のドライバ規格で統一的に扱いましょうという取り組みです。対応しているソフトウェアも多いので、赤道儀、CCDカメラ、フォーカサー、オートガイダーなど、組み合わせて利用されている方も多いでしょう。
このASCOMがベースとしているOSプラットフォームはWindowsです。
http://ascom-standards.org/Images/ascomvsothers-lg.png
ドライバ規格を合わせることによって、いろんなソフトウェアを組み合わせて使う自由度が上がります。また、対応する機器間の連携なども考えることができます。例えば、冷却CCDカメラとフォーカサーの連携とか。
ではLinuxではどうかというと、INDIという規格が立ち上がっています。
INDIではオープンソースで、クライアント・サーバーモデルを採用しているので、制御側とデバイス側の間にネットワークがあっても構わないので、非常に柔軟にシステムを考えることができます。
http://indilib.org/images/tutorials/diy_focuser_architecture.png
まだ新しい規格のようで、発展途上な感じですが、とりあえず

ホームページがかっこいい。

という理由で採用することにします(安易)。

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