遠征記録: 面ノ木園地

昨日時間が取れたので、ちょっと遠くまで行ってきました。
茶臼山の面ノ木園地というところです。
イロイロ手間取り、結局到着したのは夜の11時半回ったところ。
ここは有名な観測地らしいですねー。 ビジターセンターというところの前に広い駐車場があり、街頭や自販機もなく真っ暗。平日だし誰もいません。 もー、ど真ん中に陣取って空の様子を見ます。 曇ってますが、薄い雲のあいだから星が透けてみえるのがわかります。ということはかなり薄い雲だろう、とみてしばらくみていると、雲が切れて晴れ間がのぞきます。 晴れてみるとここの空はよかったです。天の川のうねりがみえるし、何より暗い。
空が暗いのは、光害が雲であまり反射しないので、曇っててもよくわかります。 また、前回の千葉のようなムレムレな感じも、虫の大群もいない。快適です。 さっそく、準備に取りかかります。 極軸を合わせて、カメラを載せ、レンズ(Pentax A☆200mm F2.8)をつけて、念のために極軸を確認すると… 極軸ずれてる…。 高度・方位調整が、カメラとレンズの重みに耐えられないのか、沈むみたいで。GF50というポータブル赤道儀を使っていますが、宿命ですかねぇ。 お次は前回、富士見高原で課題となったピント。ライブビューで拡大して、フォーカスリングを回します。 結果は出来たらペタしますが、やっぱり色収差残ってます。古いレンズだから仕方ありませんが、現状は望遠と言えばこれしかないので、これで性能引き出すよう頑張ります。 そして構図。これもGF50と200mm望遠だとなかなか苦労します。微動がないのでね。何度も試し撮りしながら追い込んで行きます。 で、ピントも構図も決まり、満を持してシャッターを切ろうと思ったら、その瞬間から曇り。 ふっ…。 でも、高原全体を覆うような霧が、さっと通過しているようで、しばらく待っているとまた晴れて来ます。 星が出ているときは全然気にならないけど、霧に覆われると、まわりがみえないし少し怖いです。車中で待っていると、サイドガラス越しに、霧の中から顔がぬっと出て来る系の想像をついしてしまいます。 霧の合間を縫うように撮影。途中曇られたりで、歩留まり6割といったところ。 それに、5分露出すると、200mmだと星が流れています。さっきの極軸もずいぶん怪しいですが、GF50のノータッチガイドでは限界なんでしょう。オートガイドにするかちゃんとした赤道儀にするか、悩むところですが、どちらかといえば、GF50縛りがある方を選ぶ気がします。 結局、12時ごろから開始したことと、雲の去来にジャマされたのと、3時頃で結露しちゃったので、何枚か撮影して終わり。 まあでも、キレイな星空たのしめたから満足です。 現場写真。Pentax Qをボンネットの上に置いて。

帰りがけ、浜松PAで一服。新東名は快適です。

さて、土日もどこか行けますかね…。

2 thoughts on “遠征記録: 面ノ木園地

  • 2014-08-03 at 7:26 PM
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    愛知まで遠征ですか!随分遠くまで行かれましたね。
    結構距離ありますよね?そちらからでも4時間くらい?
    >サイドガラス越しに、霧の中から顔がぬっと出て来る系の想像をついしてしまいます。
    あああ、これすごく良くわかります(笑
    不思議と星が見えてる時は、そんな事は全く考えないんですよね。
    でも一度考えちゃうと、もう抜けない(笑
    広い駐車場でボッチ観望してると、昔の人が八百万も神が居るなんて考えたのがよくわかります(笑

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  • 2014-08-06 at 11:32 PM
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    じ~さん、そうなんです。休みをとったのをいいことについ遠くまで行ってしまいました。行った甲斐がありました。しかし、行きはなんともないけど帰りは辛いですね~。
    今週末はもしかしたら原村に行くかも知れません。

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